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- 入れ歯治療
歯を失った方へ入れ歯をご提供します
虫歯や歯周病などで歯を失うと、失った歯を補う治療が必要になります。
歯を補う治療はいくつか存在しますが、比較的どのような状態にも対応できるのが入れ歯による治療です。
入れ歯は古くからありますが、現在でも若い方から高齢の方まで、幅広い世代の方から選ばれています。
入れ歯はよくインプラントと比較されますが、どちらにもメリット・デメリットがあります。
インプラントには自然な見た目や噛み心地が得られやすいというメリットがありますが、手術が必要となります。
入れ歯であれば手術の必要なく、下記で紹介するような入れ歯ならではのメリットもあります。
箕面市のこばし口腔外科・歯科総合クリニック箕面では、患者様の口腔内の状態や希望に応じて、保険の入れ歯はもちろん、自費の入れ歯もご提案させていただきます。
現在ご使用中の入れ歯に不満があるという方も、是非一度当院へご相談ください。
入れ歯の特徴
洗浄がしやすい
入れ歯は簡単に取り外しが可能なため、洗浄は外して行います。
入れ歯の汚れを自身の目で確認しながら洗浄できるため、細かいところまで洗いやすいです。
また、入れ歯専用の洗浄剤を使用すれば、入れ歯をより清潔に保つことができます。
手術の必要がない
入れ歯の場合はインプラントとは異なり、基本的に手術の必要がありません。
手術は避けたい方や、疾患などの理由によりインプラントが難しい場合でも入れ歯であれば安心です。
制作期間が短い
入れ歯は、治療開始から比較的短期間で完成するのも利点の1つです。
一般的に、3〜5回の通院で、期間としては約2週間〜1ヶ月程度で完成します。
インプラントであれば数ヶ月〜1年かかることもあります。
費用が抑えられる
入れ歯とインプラントを比較すると、保険、自費のどちらの入れ歯であってもインプラントよりも治療費を抑えられます。
特に、補う本数が多い場合には、インプラントの場合は治療費が高額になることが予想されるため、費用面を考慮する必要があります。
入れ歯の種類
保険の入れ歯
保険の入れ歯は人工歯及び義歯床(ピンクの部分)がレジン(歯科用プラスチック)という素材で作られたものになります。
部分入れ歯の場合は固定する金属(クラスプ)が必ずあります。
治療費が安く済み、壊れても修理もしやすいため、初めての入れ歯におすすめです。
メリット
- 保険適用となるため費用が抑えられる
- 歯科医院の多くで対応しているため、転居等でかかりつけ医が変わっても診てもらいやすい
- 修理がしやすい
- 作り直しの経済的負担も軽く済む
デメリット
- ある程度、床部分に厚みが必要であるため、装着感が悪くなることがある
- 材料の特性上、飲食物の温度を感じにくい
- 自費の入れ歯と比べると、ずれやすく、噛む力は強くない
- 自費で使用できる材料と比較すると、少し劣化しやすい傾向がある
- 部分入れ歯の場合、固定する金属(クラスプ)があるため、見た目が気になる
ノンクラスプデンチャー
自費の部分入れ歯で、保険のものにはあった固定する金属(クラスプ)がなく、ピンク色の樹脂を周囲の歯に引っ掛ける作りのため、入れ歯をしていても目立ちません。
また、精密に作られているため、保険の入れ歯よりもずれにくく、強く噛めます。
メリット
- 固定する金属(クラスプ)がないため入れ歯が目立ちにくく、他の歯を痛めにくい
- 精密に型取りを行い作られるため、ずれにくく、強く噛める
- 床の部分を保険の入れ歯よりも薄く作れるため、装着感が良い
- 歯茎部分を弾性のある材料で作るため、弾力性やフィット感があり痛みが生じにくい
デメリット
- 修理が難しく、破損した場合は新しく作り直す可能性がある
- 保険適用外(自費診療)
- 適応とならない症例もあり、大きな入れ歯の場合は作成できないこともある
金属床入れ歯
入れ歯の床部分を金属(コバルトクロムやチタン)で作る入れ歯です。
いずれの金属も耐久性に優れています。
そのため、入れ歯全体を薄く作ることができ違和感を軽減できます。
メリット
- 入れ歯全体を薄く作ることができるため、違和感を軽減できる
- 熱が伝わりやすいため、飲食物の温度をしっかり感じて食事を楽しめる
- 金属部分は保険の入れ歯と比較して汚れが付着しにくい
- 丈夫で壊れにくい
- 歪みにくいため、残った周囲の歯や歯茎に優しい
デメリット
- 修理が難しい場合がある
- 高価な材料を使用し、保険適用でないため、費用がかかる
- コバルトクロムの場合、金属アレルギーの原因になりやすい
定期的な調整や作り替えが必要
人の顎の形や歯茎の形は2~3年経過すると変わってしまいます。
そのため、入れ歯もそのぐらいの期間で作り替えるか、調整しなければなりません。
今は保険の入れ歯もいいものができるようになってきました。
そのため、経済的な観点から考えても、保険の入れ歯を定期的に作り替えるか、調整する方がいいのではないかと考えています。
もちろん、患者様の意見をうかがった上で、その方に適したものをご提案いたしますので、遠慮なくご相談ください。